【2025年最新版】各SNSの特徴・選び方を分かりやすく解説!

昨今SNSの活用は企業のWebマーケティング施策において欠かせないものとなっています。実際に他社の成功事例や成果を見聞きし、導入の必要性を感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回は主要なSNSの特徴とその選び方について解説します。
目次
2025年の主流SNSの特徴まとめ
現在企業活動で主に利用されているSNSは「X(旧:Twitter)」「Instagram」「Facebook」「YouTube」「TikTok」の5大SNSに加え、日本で多くの方が利用されているコミュニケーションツールである「LINE」も合わせて語られることが多いです。
総務省が報告している「情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」によると、各SNSの利用率は以下の通りです。


出典:総務省「令和5年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」(6月21日掲載)調査結果概要
LINEやYouTubeはどの世代においても利用率が高く、20代を除きXの利用率よりもInstagramの利用率のほうが多くなっています。また、TikTokは10代の70%が利用していて、若い世代のアプローチとしては有効なSNSになっています。
ここからはそれぞれのSNSの特徴をみていきましょう。
X(旧: Twitter)の特徴
Xは1か月あたりのアクティブユーザーが6700万人で、10代~30代にかけて多く利用されており、拡散力が高いという特徴があります。また基本的に1投稿は140字以内という制限があり、リアルタイムでのコミュニケーションに向いています。 企業での利用の方法としては拡散力の高さを利用したリポストを活用したキャンペーンなどによる認知拡大や流行に合わせた投稿などトレンド性のある内容で興味関心高める目的で活用していくことが多いです。
Instagramの特徴

主に女性の利用が多く、10代~20代を中心として各世代幅広く利用されています。写真や動画を用いた視覚的コミュニケーションが得意で、食品やコスメなどの情報を発信するのに向いているでしょう。また、ビジネスアカウントであればショッピング機能で商品の販売も可能になり興味喚起から販売までを一気通貫して実施することができます。拡散は得意ではないですが、リール動画がおすすめとして掲載されやすくなるなど動画での活用が広まっています。
Facebookの特徴
Facebookは実名登録が原則であるため、ユーザー同士が安心してコミュニケーションが取れるメリットがあります。30代以上のユーザーが多く、ビジネス目的で利用されていることが多いです。長文投稿や写真・動画、リンクシェアなど、さまざまな投稿形態に対応しているのもFacebookの強みです。
YouTubeの特徴
YouTubeは月間ユーザー数が2024年5月時点で7370万人と報告されており、性別問わずに幅広い世代で活用されている動画を利用したSNSです。文章では分かりにくい部分も視覚的に伝えられ、短い時間で多くの情報を伝えることが可能です。幅広い層のユーザーが利用しているため投稿のジャンルを問わず、自社の製品やサービスに合わせた動画でのアプローチができます。また、資産として残ることが多く、質の高いコンテンツであれば数年たっても視聴される可能性が高いのも特徴です。
TikTokの特徴
TikTokは15~60秒程度のショートムービーがメインのため、スキマ時間などに気軽に視聴してもらえる強みがあります。10代の利用割合が圧倒的に高く若い世代へのアプローチに有効です。また新規のユーザーを開拓することに強く、投稿の動画は一定数視聴してもらえるようになっています。ユーザーは即時に興味の有無を判断していくため、冒頭でいかに動画の続きを見てもらえるポイントを作れるかがカギとなります。
LINEの特徴
LINEは月間約9700万人利用しており、1to1コミュニケーションが得意で、企業アカウントから友だち登録してくれたユーザーにプッシュ通知でメッセージを送れます。全世代のユーザーがコミュニケーションツールとして活用しており、馴染みのあるツールです。バナーによるクーポンなどをトーク画面におくり販促に利用することや、会員カードとして活用することなど様々な便利機能を利用できるのも特徴です。
自社に最適なSNSを選ぶ3つのポイント

実際に自社で活用するSNSを選ぶ際には、どんな点に注目すればよいのでしょうか。効率的なSNS運用を目指すための3つのポイントをご紹介します。
ポイント1:メインターゲットを明確にする
SNSを通して誰に対して情報を発信していきたいかを明確にしましょう。
製品やサービスの現状のユーザー層や今後伸ばしていきたいユーザー層がどのSNSを利用しているのか、SNSのユーザー層と 照らし合わせることで利用するSNSを絞ることができます。
例えば、20代~30代の女性をターゲットとする場合には、FacebookよりもInstagramのほうが適切です。 ターゲットを明確にしたうえでどのSNSにしていくか考えるようにしましょう。
ポイント2:運用の目的を決める
目的に合わせて使用するSNSを決めることも大切です。
ファンの増加が目的なら、ユーザーとコミュニケーションを行いやすいツールがおすすめ。定期的に情報発信実施しファンを獲得することで、ファンが自社のサービスや企業活動に関する情報を自主的に拡散してくれることが期待できます。Xのような拡散機能が充実したSNSを活用すると良いでしょう。
集客チャネルや販路の拡大が目的であれば、一目でユーザーに商品を印象付けられるSNSであるInstagramの利用を検討しましょう。この場合、SNSを誘導したいメディアや商品にユーザーを繋げる役割として活用すると良いです。また、ホームページに訪れるほど熱心なファンではない層にストーリーなどで製品やサービスの最新情報を届けやすくもあります。
SNSを活用することが目的とならないようにどういう目的を達成するためにSNSを活用するのか整理することが重要です。
ポイント3:自社サービスに合ったコンテンツの種類か検討する
ターゲットや目的が明確になったら、自社の製品やサービスとの相性を考えましょう。
現状すでに記事や動画などコンテンツがあるのであれば、それを活かせるSNSを選択することもひとつの手です。
例えば、ビジネスツールやサービスを展開しているのであれば、文章で集客も狙えるFacebookを選択するのがいいでしょう。またECサイトで写真素材が多く、その素材を活用してアプローチしていきたい場合にはInstagramを選択し、視覚的に情報を配信するなども考えられます。 0からコンテンツを作ることはコストが必要になるので、今あるコンテンツをSNSに活用できないか?という視点で配信先を選ぶことも必要です。
各SNSの特徴を踏まえて、どのSNSを選ぶかが重要
一言でSNSといっても、ユーザー層や使用方法、備わっている機能などはそれぞれ異なります。自社に最適なSNSを選ぶためには、各SNSの特徴と選ぶための指標を把握しておきましょう。他社の成功事例や成果を参考にするのも大切ですが、自社の目的に一致したSNSかどうかが重要です。また、SNSの運用を始めたら、自社の掲げる目標がどれくらい達成できたかも定期的にチェックし、継続的に改善を行いましょう。
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